MicrosoftのIoT系のイベント「IoT in Action TOKYO」に参加してきました。
MicrosoftとMicrosoftパートナーのIoT事例や活動の紹介がメインでした。私はIoTの知識を深める目的で参加しましたが、とてもためになったイベントだったと思います。
イベントの詳細は下記をご覧ください。
https://iotinactionevents.com/Content/agendas/Tokyo-Registration-Info.pdf
2021年にはIoTの投資額は11兆円で2016年の2倍となる市場であるという言葉がよく出てきました。。 今回はその中でも私が特に印象に残った内容を紹介していきます。
ローソンの例
- オープンイノベーションラボという最新IoT技術をモデル店舗を導入
RFIDの導入
「IoTは来年には当たり前すぎて記事になるようなことはなくなるだろう」という言葉が印象的
人手不足や人件費の高騰を背景にAIやIoTを活用した戦略に動いている。
RFIDを商品ごとに導入できれば、商品一つ一つの在庫管理や、生産地等の情報管理ができるようになるなど作業効率が大きく向上すると思います。商品一つ一つにタグ付けしたり、コードの標準化が必要なことなどから、ローソンの理想とする活用方法の導入まではハードルがまだまだ高そうです。 しかし、小さい範囲での在庫管理や会計の自動可などの事例は増えてきているのでRFIDの技術自体は今後流通業界に普及していくと思います。
下記ページの活用事例なんかはわかりやすくてよかったです。
コマツのIoTへの取り組み『スマートコンストラクション』について
建設業界も人手不足が深刻。経験が浅い人でもすぐに生産性を向上させてくれるというソリューションを提供していました。経験が浅い人もIoTの力で一人前として働けるので、本人の生産性向上だけでなく、指導者の指導コストも削減することができる。
建設機械メーカーが提供するソリューション「スマートコンストラクション」
医療分野におけるIoTデジタル変革
成長性のある分野だが、法律など制限がまだまだ多い分野である。
例としてダートマスヒッチコック医療センターの例が紹介されていた。ウェアラブル端末を用いて、血圧や活動量などのデータを測定し、Machine Learningで再入院が発生する可能性がある患者の予測を行い、ケアプランの変更などを家族に通知、遠隔で診断や指導を行い、再入院対策を行っている。介護や予防といった分野にも生かせる。
Cortana Analytics Suite | マイクロソフト クラウド プラットフォーム
医療現場におけるホロレンズは情報共有やトレーニング的な使い方ができることが紹介されていた。
セキュリティコンプライアンスについてがとても重要視される分野だが、Azureは世界最高レベルの安全性があるので問題はない。
流通業のデジタルトランスフォーメーションと競争力強化
流通業界はamazonnなどの登場で苦戦している。
流通業界は大きな転換期である。
- Amazon Goの紹介
Amazon Goで使われている技術は一つ一つはそんなに複雑な技術が使われているわけではない、モバイルデバイスによる個人認証、顔認識による個人認証、バーコード読込、タグ読込、オンライン決済システムなど一つ一つの技術は割と実現可能なものである。Azureを用いたシステムで実現することが出来る。